49歳、初海外でひとり 北京中医薬大学国際学院に留学!

2019年初海外で中国語も英語もほぼ出来ないまま単身留学を決めて、留学に行き色々学んできた事までの話。

本草薬膳学院⑧

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最近写真撮ってないな・・・

こんばんは。スーズーです

この記事ってすでに2週間以上前に書いては訂正、書いては訂正してる・・・💦💦


上海中医薬大学の夏季中国語講座も終ってしまった😭
本当は3期もあったんだけど、私が参加したクラスの申し込みが3人以上集まらずに無くなりました・・・😩😩😩



さて!やっと本草薬膳学院✨です!!!😆😆😆

本草薬膳学院は基礎の1年間だけは月に1回の二日間の授業があります。

午前中は座学、午後は座学と薬膳の調理実習があります!

本草薬膳学院を選んで入学を決めた人は薬膳の調理実習が本草にしかなかったから!と言う理由の人が多かった。

私もその一人で、沖縄では売ってない食材、例えば山菜なんかはあまり売ってないし、売ってても調理の仕方が判らないし、そして中薬を使っての本格的な薬膳料理なので、実習があるのとないのでは、やっぱり違うよね。
自宅でも同じように作ることができるのって、やっぱりいいよね!本を見ただけじゃあ判らないからね~


初登校初日、緊張しながら本草薬膳学院へいざ向かいました!!!

スーズー「おはようございます!」
と、挨拶をしながら学校に入っていったら、本草の講師の先生の中でも1,2を争うくらい優しく教え方が上手いと評判の猪俣先生が迎えてくれました~!

私も大好きな先生の一人です!
実は、私が本草薬膳学院に電話したときに電話口に出たのが猪俣先生です。

最初に本草に問い合わせたときに「まったくの別物です!」と言った人とは別ですけど・・・(笑)
でも、この言葉を言ってくれて本当に良かった!!!
本草に通って確かに沖縄で習った事とは別次元で多くの事を学ぶことが出来たし!

ちょっと脱線してしまったわ💦

猪俣先生は私が退院したすぐ後に電話をした時に私が「術後の経過が悪かったら入学を取り消すかもしれないけど、それでも申し込んでもいいですか?」と聞いたときに対応した先生です。

猪俣先生「おはようございます。お体は大丈夫ですか?」

おお!!!😲ちゃんと電話での事を覚えてくれてる~♬🥰

スーズー「はい!大丈夫です!!!」

と答えたけど、本当は大丈夫じゃなかった(笑)術後出血止まってなかったし・・・💧

でも、本草薬膳学院のホームページには中医学の先生が沢山?いらっしゃるので、何かあったときは大丈夫だろうと勝手に思ってた(笑)だから体調の悪さよりも、逆に安心感があった

始めての学校はかなり緊張してて、とりあえず一番前に座ってこれから1年間学ぶクラスメート達を待っていた。

私が受けた年の10月土日クラスは17人位だったと思う。

若い人は20代~一番年長者で60過ぎくらいだったかな?

一番遠くから来ている人はやっぱり私で沖縄なんだけど、山梨や千葉、神奈川、栃木からも来ていて、その中で男性は3人。

前年度は韓国から毎月通っている人もいたらしい!
通信教育のスクーリングの時はフランスから来た人もいたらしい!!!

本草人気スゲーな・・・と絶句🥶🥶🥶。

職業は製薬会社や会社の社長さん、出版社や調理師さんなど色々。
勿論、普通に専業主婦の方もいらしてて、中医学の関心が幅広いなと言う感じ。


授業を始めて、一番驚いたのが中医学の歴史から入りました。

沖縄では「気・血・水」から入ったような気がする・・・


本草薬膳学院では「気・血・津液」と習うんだけど、この「気・血・水」という言い方は日本漢方の言い方らしく、中医学では「気・血・津液」と言うらしいです。

なので、この言い方の違いで、「あ~ここは日本漢方だな」とか、「ここは中医学だな」とかいう事がわかるね!!!

でも、日本漢方と中医学はどういう違いがあるのか?と言うことは解りません
言葉の違いは多少あれど、基礎的な内容は同じちゃう?と思ってます。


本草薬膳学院に2年近く毎月沖縄から通ったけど、平均すると月に2回、多い時は月に3回。

この2年近くで使ったお金は学費と飛行機代とホテル代その他含めて180万円くらいかな?

何故それほどかかったかと言うと、本草に通いだして、3回目くらいの時に直談判したから。

普通は1年間基礎を勉強しないと次の基礎研究科のクラスには通えないんだけど、中医学の勉強ってこんなにも楽しいんだ!もっとたくさんの事を学びたい!だったら、中国まで行きたい!と考え出した時期で、本草薬膳学院から「北京中医薬大学に編入することも可能なんだけど、大体2年~3年くらい勉強をしてからじゃないと編入が出来ない。

私は年間100万円近くのお金をかけて東京に通うという選択肢もあるけど、中国に行ってみっちり勉強したい!と思ったのと、年齢を考えるとやっぱり時間がないって考えた。

だから、6月から始まる研究科に行けませんか?とお願いをした。

研究科は必ず6月からスタートするので、もし私がこの1年間基礎を勉強して研究科に進むには10月~9月に終わってからだとすると9カ月も経たないと研究科には行けないってこと。
本草の基礎学科だけは6月~5月までと10月~3月までの2つの選択肢ができる)

そうすると、今まで習ったことも忘れちゃうし、その間に何があるか判らないでしょ?

ならば、「今、基礎研究科に通うしかない!!!」

という事で、お願いをしてみました。

いちを沖縄でもちょろっと習ってもいたので・・・という事もあるかな?

「では、毎月ちゃんと通う事が出来るのなら・・・」
という事で了解をもらいました!🤩🤩🤩


だから、10月から入った本草薬膳学院に入学したけど、翌年の6月からは研究科も平行して通いだしたので、月に2回~3回と言う感じになった。

でも、本当にこれは「しんどい💦」ってもんじゃなかった・・・
この時の仕事は本草に通う為に今までやってきた事務系の仕事ではなく、初めての職種。
惣菜工場です(笑)結構きついかったね

(東京に行かない普通の日)
AM
 2:15 起床
       軽く食事
 3:15 仕事へ
 4:00~9:00 仕事
 9:30 帰宅 
      お風呂・ご飯・洗濯・掃除
11:00 就寝
13:30 起床
14:30 お昼ご飯
15:00~18:30 用事・勉強(中医学・中国語)
19:00 夕飯
20:00~21:30頃までSkypeで中国語
23:00 就寝(出来るだけ24時になる前までには寝てた)


(東京に行く日)
AM
 2:30 起床
       軽く食事
 3:15 仕事へ
 4:00~9:00 仕事
 9:30 帰宅 
      お風呂・空港へ
10:00 空港でおにぎりなどを食べる。 

だいたい、11時前後の飛行機の便で東京に向かいます。
     (機内で仮眠)

14:00ごろに羽田空港に着く予定
 
15:00 ホテル着
16:00 夕飯などの買い物、用事
17:30~20:00 本草の宿題や復習、予習(質問することをまとめる)
20:00~21:30 スカイプで英会話
22:00 一旦、就寝
AM 2:30頃 結局目が覚める(笑)頑張って寝る努力をする
5:30 だいたい、あまり寝れずに学校に行く準備
8:00 クラスメートと近くのカフェで待ち合わせて朝食
10:00~16:00 本草薬膳学院
17:30ごろまで先生を捕まえて質問攻め
17:30 空港へ
20:00 最終便で沖縄へ帰る
23:30 帰宅

※翌日は仕事は大体は休むことにしている

時系列で書くと、解りやすいけど、こんなに睡眠はとれてなかったかな?

4時からの仕事は1月~8月まで。
6月の研究科が始まってから更にお金がかかるので、少しだけ時給が上がる夜中0時から朝5時までの時間帯に9月から変更してもらった。
でも、仕事が終わっても、色々やることが多くて💦💦学校の宿題や復習、そして沖縄の薬膳教室で知り合った友人達と、中医学の勉強会を2ヶ月毎くらいにするための資料作りや、友人たちの弁証(毎月1弁証を自主的に)をして薬膳料理を作り、それが正しいのか、間違っているのか資料を作って先生に添削してもらって・・・あとは、Skypeでの中国語の勉強と中国語サークルにも入ったから、5時間寝ればいいかな?と言う感じだね。

そういう生活。

あ、そうそう、旅費って気になるよね?ちょっとその内訳を記載してみるね。

飛行機はANAを使用。
格安航空LCCを最初は検討したんだけど、却下した。

その理由は
①東京からの最終便が早いから授業が終わってからだとギリギリ。
②何かあったとき(天候や色々)に早めに運休する。
③そして、座席が狭いのと平べったい?座り心地がねあまりよくない・・・(普通に旅行くらいならいいんだけどさ、仕事終わりに飛行機に乗って機内で仮眠を取りたい)これは個人の主観なのでそう思わない人もいると思うけど。
④そして、ANALCCの運賃はそれほど変わらない。1か月以上前に予約をするとそれほど値段は変わらないかな?1000円~2000円の間位。それなら、往復でANAを利用した方がいいなと。

⑤沖縄から羽田間の格安航空ってスカイマークくらい?ピーチは沖縄からだと羽田に着かないし・・・

⑥あと、マイルを貯めたい・・・ってこと。


ANAで東京まで通ったときの大体のおおよその金額です。

飛行機代 9000円~16000円(片道)×2(往復分)=18000円~32000円
ホテル代 7000円~12000円(一泊)1年目は本草の授業が2日間あるので、×2=14000円~24000円

初年度10月~5月まで
32000円~56000円/月

研究科は授業が月1回の1日(基礎研究科は6月~5月まで)
25000円~44000円/月

6月~翌9月まで(中医基礎は10月~9月)
57000~100000円/月


本草の授業は夏休みなどが入るので11カ月間


57000円×11ヶ月=627000円
100000円×11ヶ月=1100000円


それで計算すると、旅費だけで、62万7千円~110万円。

これに授業料が初年度約50万と基礎研究科で35万くらいだったかな?
合計で85万円くらい。

あと、国際薬膳師の試験対策講座2日間と試験1日。そしてその時の旅費。
(これは別途受講料と受験代がかかります)

それらを考えると、この1年7ヶ月で使った金額は、多くて200万超えるね。

でも私の記憶では170万円~180万円くらいだったはず。

仕事で稼いだお金はすべて本草に行くのに当ててたんだけど、金銭的にも肉体的にもかなりきつかったけど、それでも東京に行くのがすごく楽しくて楽しくて、大変だったけど辛いとは思わなかったな~

これだけお金を使うなら、東京に住めば?とクラスメートにも何度も言われたな・・・(笑)


でも、東京の本草薬膳学院まで行ったことで、私の運命の歯車が回りだしました!




結局はこういうアナログが一番いいんだよな・・・