49歳、初海外でひとり 北京中医薬大学国際学院に留学!

2019年初海外で中国語も英語もほぼ出来ないまま単身留学を決めて、留学に行き色々学んできた事までの話。

中医学を学び始めたきっかけ

f:id:su-zi-zhonyi:20200528105040j:plain  こんにちは。スーズーです。
お腹空くね・・・この写真(笑)



中医学を学ぶきっかけを書きたいと思います。
これを書かないとね、、、💦💦



中医学というよりも、最初は「薬膳」との出会いです~

旦那さんのがんをきっかけとしてマクロビやゲルソン療法、薬膳などの食事療法をしてきましたが、その中で唯一目に見えて効果があったのが薬膳だったんだよね


小走り💨💨で、旦那さんのがんについての説明をするね!

旦那さんが患ったがんは成人T細胞白血病リンパ腫」という免疫のT細胞ががん化してしまう病気です。
ウイルス性のがんで、母親からの母乳から感染し、発症するまでに50年~60年ほどかかると言われていて、骨髄移植ができれば治る可能性があるという事ですが、出来ない場合は2年後の生存率はほぼ0%。
旦那さんの場合骨髄移植するための同じ白血球の型の人が日本国内にはおらず、骨髄移植はしていません。


この「成人T細胞白血病リンパ腫」というがんの治療方法はまだありません

旦那さんの場合は発症から1年3ヶ月の闘病生活・・・
その時に本当に色々酷いことがありすぎて、たぶん、それは経験者じゃないとわからないだろうと思うんだけどね・・・。

今でも私達家族は辛さと悔しさは消えないし、その気持ちが中国まで行く原動力にもなったってことは確か・・・。
幸か不幸かわからないけど・・・


このがんの場合、抗がん剤って言っても延命の為のものだし、延命って言っても抗がん剤使えば、がん細胞がいったん消えても、次のがん細胞の増殖のスピードは速まるから・・・

でもね、誰だって失いたくない命をどうにかして守りたいって思うものでしょ?

最初に入院していた病院がとにかく酷すぎて・・・もうここでは書けない
何とか転院して、転院先の病院では通院でという事ができるようになったので、自宅では食事療法を開始。

それだけじゃなくて色々、代替療法はないかとか、調べまくり。

その中でネットから・・・海外のある国で行っている怪しい治療なども・・・
それがどんながんにも効くとかなんとかをネットで探して、本気で旦那さんを連れて行こうかと思ったくらい・・・人って藁にも縋る思いってこういう事だね・・・

今思うとこの無謀さは本当に、恐ろしい・・・
旦那が「行く」と言わなくて本当によかったぁぁぁ💦💦

その頃は毎日寝る時間もないくらいにがんの事とか色々ね調べてさ・・・
病院の血液検査から、すべての検査の一覧表をつくったり、食事の記録とかもね、、、
作ったデーターをパワーポイントでまとめたりとか・・・
西洋医学の生物学とかの本も読んだりとか・・・もうすっかり忘れちゃったけど(笑)


ゲルソン療法やマクロビとか薬膳とか、その中で唯一効果があったと実感したのが「✨薬膳✨」
このがんの症状の一つに皮膚に湿疹のようなものができて、それが潰瘍になって皮膚に穴が開いちゃう・・・😰
これがね、痛いはずなんだけど、痛いと言わないのは男の人だからなのかな~
その時に湿疹を改善する「薬膳」を作ったら少し良くなって、めっちゃ感動して、これ以上悪くならないように同じように作るんだけど、次に同じように作っても効果が無くて「なぜ初めは効いたのに、次は効かなくなったのか?」という事がずっと頭にあって・・・
もっと他に方法があったんじゃないか?ずっと自問自答の日々。
しかたないね・・・こればっかりはさ。


その時はまだ中医学という言葉さえも知らなかったし・・・



とにかく必死だったな・・・😔



で、残念ながら旦那さんが亡くなったんだけど、そのすぐ後にアマゾンで「防がん抗ガンの薬膳」という本を見つけて速攻で購入!
その本を読んで薬膳ってすごい!ここまでできるんだ~!と超感動⤴⤴⤴


「薬膳を勉強したい!」
「残りの自分の人生は私たちの様な食事療法を求めている人の力になりたい!」

という気持ちになって、それから少し経って、丁度沖縄で薬膳教室を開くという募集がでてるのを見つけてその教室に入ったのが薬膳の勉強の始まり。


でもね、やっぱり沖縄ってところは、東京から遠く離れた地方だから学べるものと学べないものの差が大きすぎて・・・

本音で言うけど、沖縄では学べば学ぶほど失望だけが大きくなっていった・・・


この本が人生を大きく変えたんだよね~